【技術書典に】コンピュータ将棋は戦国時代から存在していた!? 〜消えた酔象の謎〜【出ます】
一瞬バグかと思いましたが、なんと山口さんが記事を投稿してくれました。というわけで、タイトルの通りの記事を技術書典で頒布します。以下、頒布に至るまでのストォリイ。
https://twitter.com/ymg_aq/status/985850934944149506
もし続編が出るなら、「コンピュータ将棋は室町時代から存在した!? 消えた醉象の謎」と題した怪奇コラム(月刊ムー風)を投稿したい
— 山口 祐 / Yu Yamaguchi (@ymg_aq) April 16, 2018
山口さんとは囲碁ソフトの最強格であるAQの開発者であり、WCSC28で準優勝した強豪将棋ソフトPALの開発者でもあります。平たく言えば超大物プログラマです。
素晴らしいプログラマが記事を書く気になってくれてるのは大変ありがたいことなので、「是非お願いします。ギャラとしては最低でも肉を出します。ハイテク株で儲かりましたし」とリプライを送り「流石にムーは冗談やろ」と思いながら夏休みを過ごしてから暫く。
10月のある日、我々のもとに一つの怪文書が届いたのです。
(以下、記事の概要より、引用/抜粋)
コンピュータによる将棋ソフトのはじまりは 1975 年とされている。ところが実際にはその遥か以前、戦国時代からコンピュータ将棋は存在したのだという。はたしてコンピュータ将棋は何の目的でつくられたのか?
コンピュータと将棋を結びつける「象」の正体とは?我々は駒のルーツを追う過程で、コンピュータ将棋、さらには将棋の歴史の核心に迫った。その詳細をここにご報告しよう。
※:本コラムには科学的内容は含まれません
マジで記事が投稿されたのです。しかも、本当に醉象ネタで。
恐ろしいことに9ページ、約1万文字の超大作です。国語教科書の定番オブ定番、山月記ですら6500文字ぐらいなのに。走れメロスが約10000文字なのでメロスと同じぐらいか。何が起こってるんだ囲碁ソフト界。
というわけで、この本も技術書典に出ます。出します。何としてでも出します。
Qha学習を購入された方に無料で特典として付けます。単品では一応100円としておきます。
読んだ個人的な感想としては、将棋の歴史記事については「おおっ」と思う他、開発者的な知識に基づいた考察(?)とワードチョイスには嫉妬の念を抱かずにはおれませんでした。
本書が売れるほど山口さんにご馳走する肉のクオリティーが(多分)上がります。
代官山の蔦屋書店を覗いてみたけど、月刊ムーを置いていないのはいただけない
— 山口 祐 / Yu Yamaguchi (@ymg_aq) August 25, 2018
名コラムは一日してならずというべきなのか、なぜムーを推し!?というべきなのか。
【リンク】
技術書店に関する本団体のアピール記事:
技術書典のイベントのページ:
https://techbookfest.org/event/tbf05
https://techbookfest.org/event/tbf05/circle/53170003