画像を1980年代のゲームっぽく変換するAI「Bitsjourney」を公開しました
唐突ですが、皆様は画質に対するノスタルジーを感じることはないでしょうか。4K画質は当たり前、その画像さえも人間ではなくAIが描くようになった時代ですが、256ピクセルしかない画面にピカチュウを表示するためにコンセントから火花を散らしていた時代が懐かしくなる人も少なからずいることでしょう。
そんな皆様の声を受けて(?)高画質の画像を1980年代のゲームっぽく変換するエンジン「Bitsjourney」を作ってみました。これさえあればあなたも世紀末のドット絵師です。
【使い方】
例えばこんな感じの画像が生成されます。
ファミコンっぽい
1990年代のスーパーファミコン画質も生成できます。
1990年代のギャルゲーっぽい
AIが作った画像にももちろん対応(元画像はthis waifu does not existで生成)
【Bitsjourneyはオープンソースです】
ソースコードはこちらから取得できます。
pythonやnodejsからの利用も可能ですので画像フォルダのデータを一括変換などをしたいエンジニアの方はこちらをご利用ください。
chrome extensionのUIはjavascriptが難しすぎて妥協したところが多々ありますので詳しい人のPRを切に募集しております。
ちなみに画像圧縮にはIMAKITAでも使われた独自のアルゴリズムが実装されています。k-meansとほぼ同じ画質を維持しながら、k-meansに比べてオーダー違いに早いです(256色でも数秒程度で計算ができる。k-meansだと画像サイズによっては数分かかる)
FAQ:これをAIと言って良いの? AIと言うよりアルゴリズムじゃないかな?
A:20世紀末ぐらいにはAIと呼ばれていたと思います。今AIって呼ばれてる諸々も50年後ぐらいにはAIじゃなくてただのニューラルネットっていわれるんじゃないですかね。
【ライセンス情報】
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© Kizuna AI, SCP Foundation., CC BY-SA 3.0
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Joichi Ito - Original text: Taken by author Transferred from English Wikipedia